インディアンス 完封リレーで逃げ切り2勝目 カブスは打線沈黙

 ◇ワールドシリーズ第3戦 インディアンス1―0カブス(2016年10月28日 シカゴ)

先制の右前適時打を放ったインディアンスのクリスプ(AP)

 ワールドシリーズ(7回戦制)の第3戦は28日(日本時間29日)にシカゴで行われ、インディアンスがカブスを下して対戦成績を2勝1敗とした。

 先勝発進も第2戦で敗北を喫していたインディアンスは7回、ペレスの安打などで1死一、三塁とすると代打・クリスプが右前適時打を放って先制。投げては先発のトムリンが4回2/3を投げ、わずか2安打に抑える好投を見せた。以降のミラー、ショー、アレンの継投策も功を奏し、1点を守りきった。

 カブスは先発のヘンドリックスが要所を締めた投球も、3番手のエドワーズが失点。第2戦で9安打5得点の打線は、散発5安打と見せ場がなかった。