早実・清宮 5打席連続三振喫す 秋季東京都大会決勝・日大三戦
◇秋季高校野球東京都大会決勝 早実8―6日大三(2016年11月3日 神宮)

来春センバツ出場をかけ、清宮幸太郎内野手(2年)を擁する早実が、6年ぶりの優勝を狙う日大三と決勝で対戦した。
外野席までファンが詰めかけるなど2万人の観衆が見守る中、初回に日大三が比留間の二ゴロの間に先制。清宮は第1打席は0―1の初回2死で回ってきたが、日大三の先発左腕・桜井のスライダーの前に空振り三振を喫した。
3回2死走者なしからの第2打席は、カウント2-2からスライダーを振って空振り三振。4-4の5回に回ってきた第3打席で見逃し三振に倒れると、同点のまま迎えた7回の1死一塁での第4打席は空振り三振。2点を追いつき、なおも無死二塁と一打サヨナラの場面で迎えた9回の第5打席も、外に逃げるスライダーにバットが空を切り、全5打席、三振を喫した。