法大 1メートル95の大型右腕・内沢好投で新人戦V
◇東京六大学野球新人戦 法大10―1慶大(2016年11月3日 神宮)

決勝が行われ、法大が慶大を10―1で下し、11年秋以来10季ぶり34度目の優勝を飾った。先発の内沢航大投手(1年)は7回4安打1失点の好投。打線は川口凌内野手(2年)が2安打を放つなど14安打の猛攻で援護した。
1メートル95の大型右腕・内沢が7回4安打1失点で、法大を優勝に導いた。初回2死一、二塁のピンチを切り抜けると140キロ前後の直球とスライダー、チェンジアップを織り交ぜて9奪三振。今秋リーグ戦で初勝利を挙げた青森・八戸工大一出身の1年生は「思ったところに投げられた。リーグ戦で投げさせてもらって自信になった。いい意味で見下していった」と振り返った。打線も14安打で10得点。3番・川口は決勝打を含む2安打を放ち「絶対に勝とうという気持ちだった」と胸を張った。