全試合登板の近藤力尽く 9回逆転許しガックリ
◇日本選手権準決勝 王子4―5日本通運(2016年11月7日 京セラD)
全4試合に登板した王子のエース・近藤が最後に力尽きた。前日に1失点完投したが、この日は1点を追う7回から登板。するとその裏、先頭の鴨田のソロで追い付き、8回は2死三塁から伊礼の内野安打で勝ち越した。
しかし、「ストライクが欲しい、欲しいと思っていつもの投球スタイルとは違った」と逆転を許した。今大会は計23回を投げ4失点。「最後に負けているから良かったで終わるべきではない」と悔しさをにじませた。