バムガーナー 条件付きWBC参加も 規定変更で大会途中から登板可能に

 米国FOXスポーツのジョン・モロシ記者は3日、自身のツイッターでジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手(27)が3月に開催されるWBCに参加する可能性があるとレポートした。但し、登板は米国代表が1次ラウンドを突破してからだという。

ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手(AP)

 今回のWBCでは大会期間中のロースター入れ替えが可能。これまでは故障者が出た場合にのみ入れ替えが許されていた。この規定変更でとっておきの投手をより重要度の増す試合から登板させることもできるようになったが、そこに目をつけたのが米国代表。情報筋によると、代表側はバムガーナーに対して大会への途中参加ができないものかと掛け合っているそうだ。

 ただ、バムガーナーは2011年から6年連続で200イニング越え。昨季はキャリアハイの226回2/3を投げている。プレーオフでも力投しており、オフは肩の疲労回復に傾注したいところ。重要な試合での登板となれば早い時期でそれなりの調整が必要だろう。野球の母国としてのプライドを懸け、メジャーを代表する左腕が首を縦に振るかどうか注目される。