薬物疑惑のボンズ氏、クレメンス氏 殿堂入りならずも初めて過半数

 ◇米国野球殿堂入り選手発表

現役時代のボンズ氏(AP)

 薬物使用疑惑のあるバリー・ボンズ氏とロジャー・クレメンス氏は投票対象5年目の今回も選出されなかったが、ボンズ氏は53.8%、クレメンス氏は54.1%と初めて過半数に達した。

 疑惑のあった選手への抵抗感が薄らぎ、昨年はピアザ氏、今年はロドリゲス氏と、2人と同年代にプレーし薬物使用が噂された選手も選出。昨年末に「ステロイド時代」のコミッショナーだったバド・セリグ氏が選ばれたのもプラスに作用したと、CBSスポーツ(電子版)は伝えている。