オリオールズ エースのティルマンが開幕DL 治療の影響で調整遅れ
メジャーリーグの公式サイトは14日、オリオールズのクリス・ティルマン投手(28)が昨年12月に受けた「PRP療法」の影響により、今季の開幕を故障者リスト(DL)で迎える可能性があると報じた。

先発右腕のティルマンは2014年から3年連続で開幕投手を務めたチームのエース。昨季は30試合に登板して16勝6敗、防御率3・77という成績だった。
「PRP療法」とは自身の血液を採取し、組織を再生させる血小板の密度を高くして患部に注射するもの。この治療を右肩に受けたティルマンは現在、3週間ほど調整が遅れており、4年連続の開幕投手は難しい状況とのこと。それでも、長期欠場は避けられそうで、調整が順調なら、4月中旬には戦列に復帰できる見込みだという。