【主な日本人大リーガーの入団会見】イチローは京都で、松井にはNY市長同席、大谷はジョークも
◎主な日本人大リーガーの入団会見

☆長谷川滋利(エンゼルス=97年1月14日)NHLのマイティダックス(現ダックス)本拠地で報道陣20人。
当時オーナーのディズニー社を意識して「投手はミッキーマウス、捕手はミニーマウス」と英語で回答。
☆木田優夫(タイガース=98年12月9日)タイガースタジアムで報道陣20人。
羽織はかま姿に扇子を持って登場。本拠地デトロイトの印象を聞かれ「ロボコップに会えなくて残念」。
☆イチロー(マリナーズ=00年11月19日)京都の任天堂本社で報道陣140人。
帽子とユニホームを身に着けると「じゃーん!」と声を上げてジャンプ。「自信がなければここにいない」と抱負。
☆石井一久(ドジャース=02年2月8日)ドジャースタジアムで報道陣350人。
入団の決め手を問われて「グッド・ウェザーでグッド・ゴルフコースで…。アイ・アム・ア・カリフォルニアン!」。
☆松井秀喜(ヤンキース=03年1月14日)ニューヨーク市内のホテルで報道陣500人。
同僚となる右腕ロジャー・クレメンスや、ニューヨーク市長らも同席して歓迎。「ワールドチャンピオンになれるよう、力になりたい」。
☆松坂大輔(レッドソックス=06年11月14日)フェンウェイ・パークで報道陣400人。
「ここで投げることを信じて目標としてやってきた」。興奮度を聞かれると「結婚と子どもが生まれたことの次、3番目かな」。
☆ダルビッシュ有(レンジャーズ=12年1月20日)レンジャーズ・ボールパークで報道陣250人。
「球場が狭いのは不安」と、右中間のブルペンを削るように頼んだことを明かす。一方で、メジャーへの適応には「野球に関して、不安は何もない」。
☆田中将大(ヤンキース=14年2月11日)ヤンキースタジアムで報道陣300人。
7年総額1億5500万ドル(当時約159億6500万円)の巨額契約にも「プレッシャーを感じる必要はない。成功して声援を送られることをイメージしている」。
☆大谷翔平(エンゼルス=17年12月9日)エンゼルスタジアムで報道陣250人。
一般公開され、駆けつけた1000人以上のファンを前に「皆さまとともに優勝を目指したい」。背番号17については「27にしようかという気持ちはあったけど、埋まっていたので」と主砲トラウトの番号を引き合いに出すジョークも。